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代表 遠藤 桂日心について
WI ACADEMY 代表

遠藤 桂日心(えんどう かつひこ)

職歴

1991年9月日本経済新聞社入社。東京本社証券部に配属。その後、電子メディア部(現日経電子版)の立ち上げに参加
1993年12月日本経済新聞社退社
2001年9-12月ニューヨーク州立大学ニューパルツ校アジア学部 講師
2002年9月カリフォルニア大学サンディエゴ校歴史学部 講師
2004年7月シカゴ大学東アジア研究所 研究員
2006年7月ビクトリア大学太平洋アジア学部助教授就任
2011年12月ビクトリア大学(カナダ)にてテニュア(終身在職権)取得
2020年4月 ウィ・アカデミーを開校

学歴

1986年3月福島県立会津高等学校 卒業
1986年7月ニューヨーク州立大学バッファロー校ESL 入学
1986年12月ニューヨーク州立大学バッファロー校ESL 卒業
1987年1月バッファロー州立大学政治学部 入学
1988年9月ニューヨーク州立大学ビンガムトン校経済学部へ編入
1991年5月 ニューヨーク州立大学ビンガムトン校経済学部 卒業
1994年1月コーネル大学東アジア学部修士課程 入学
1996年5月コーネル大学東アジア学部修士課程 卒業
1996年9月ニューヨーク大学歴史学部博士課程 入学
2003年12月ニューヨーク大学歴史学部博士課程 卒業

次のようなことをしていました

日本経済新聞社記者
1991年9月~1993年12月
入社後1993年8月まで証券部に所属。株式市場の取材・分析の傍ら、主に電子部品・機械系企業の財務内容の取材・分析を担当。数多くの企業トップの生の声を直接聞く機会を得る。 1993年9月から、現在日経の中枢を担う日経電子版(旧電子メディア部)の立ち上げに参加。
ニューヨーク州立大学ニューパルツ校アジア学部講師
2001年9月~12月
1学期間、次の3科目を担当:
●アジア系アメリカ人の歴史 ●日本文化史 ●日本近現代文学
「アジア系アメリカ人の歴史」では、メインのテキストの他に、Joy KogawaのObasanなど、日系アメリカ人の著した文学作品をふんだんに利用。「日本文化史」では『源氏物語』や道元の『正法眼蔵随聞記』などの英訳、「日本近現代文学」では村上春樹作品の英訳などを通して講義を行う。この頃から、海外の若者の間での村上春樹の人気を痛感し出す。
カリフォルニア大学サンディエゴ校歴史学部講師
2002年9月~2004年6月
2年間の在任期間中、日本と欧米の比較思想史(Comparative intellectual history)に関する博士論文を書きながら、大学院のセミナーを含め各学期(4学期制)2~3教科教える。当時教えていた主な授業は:
●近代アジア史(学部の必須科目) ●近現代日本史 ●日米関係史 ●太平洋戦争後の米国における日本学の成立に関するゼミ
またUCサンディエゴでは、自らの博士論文の執筆の傍ら、博士課程の学生の論文指導にあたっていた。特に、2015年に日本語訳が出版されたジョージ・ソルト同志社大学グローバル教育センター准教授の『ラーメンの知られざる歴史』の構想には深く関わった。
シカゴ大学東アジア研究所研究員
2004年9月~2006年6月
この時期、自らの研究と大学院生の指導の傍ら、主に以下の授業を学部生・大学院生に教えた:
●日本史 ●近現代中国史 ●現代アジア論
ビクトリア大学太平洋アジア学部助教授
2006年7月~2018年6月
学部の特性ゆえ、12年間の在職中、ここまでに記載した科目に加え、下記のような、歴史学に留まらない多種多様な科目を学部生、大学院生に教える:
アジア学概論(学部の必須科目)
アジア経済論:
●日本のポップカルチャー論 ●日本経済論 ●日本仏教及び武士道に関するゼミ
またこの間、数多くの大学院生の、多岐に渡る内容の論文執筆を指導。その幾つかを挙げると:
●中国農村部における小規模金融 ●日本演歌 ●カナダにおけるマーシャル・アーツの教育 ●インドネシアにおけるイスラム金融 ●近年における日本の教育改革 ●日本、韓国、中国の歴史論争 ●米国による対北朝鮮プロパガンダ戦略
その他 英語での論文、書評、講演、翻訳多数。編書として次の二つがある:
『歴史と記憶の抗争:戦後日本の「現在」』(2010年)(カツヒコ・マリアノ・エンドウの名で)
Sino-Japanese Transculturation: Late Nineteenth Century to the End of the Pacific War (2012)